こんにちは、ぽんずです。
現役保育士&0歳児のママをしています。
100均グッズで作れる手作りのおもちゃ「ビジーボード」がSNSではやっているので、
わたしも作ってみました。
そしてわかったことは
ビジーボードを作るのは意外と大変!
理由は「安全に作るのが難しいから」です。
でも、ビジーボードを作るのを絶対にやめた方がいい!という記事ではありません。
ビジーボードは赤ちゃんの「触りたい」という気持ちや、指先の動きや脳を刺激してくれるステキなおもちゃだと思います!
改良を重ねて、今でも我が家はビジーボードで遊んでいます。
興味のある方は、作り方や改良した点を詳しく書いていますので、みていってくださいね。
まず、ビジーボードってどんなおもちゃ?
ビジーボードとは、直訳したら「忙しい板」ですが…
赤ちゃんが夢中で触りたくなるおもちゃや、仕掛け、素材が板の上に取り付けてあるものです。
引っ張る・つまむ・色や音を楽しむ・回す・開ける・閉める
など、取り付けてあるものによって、赤ちゃんの発達を促したり、脳を活性化できるということで
知育玩具としても人気があります。
ビジーボードを手作りするのが難しい理由
100均グッズで手作りするビジーボードがSNSで流行っていたので、のっかって作ってみました!
赤ちゃんに危険がないように作るのは、思った以上に大変でした!
理由① 手作りだからこそ、こわれやすい
この写真はビジーボード完成から1週間後…わかりますでしょうか。
もうおしりふきのパーツがこわれてます!!
うちの赤ちゃんがパワフルなのもあるかもしれませんが、赤ちゃん用が遊ぶように作られている訳ではないアイテムを貼りつけて作っていくビジーボード、けっこう壊れやすいです。
理由② とがっている&小さなパーツが多い
このように、手作りのビジーボードは危ないな、と思うところがたくさんあります。
危険が少なくなるように改良はできますが、
赤ちゃんが危なくないように、目を離さず遊ぶことが必要です。
じゃあ、どうやって作ったら安全に遊べる?
具体的に、できる対処法はこちらです。
結束バンド(端がとがっていて危険)
→先端をグルーガンで固めて丸くするor先端をライターであぶって丸くする。
ビジーボードを固定して、裏面の結束バンドを赤ちゃんが触らないようにする。
有孔ボードの角(とがっていて危険)
→フェルトをとりつける。
ビジーボードを固定して、赤ちゃんがボード自体を持ち上げて遊ばないようにする。
赤ちゃんが飲み込んでしまう可能性(ボードにつけるおもちゃが外れると危険)
→赤ちゃんの口に入らないものを選ぶ&壊れにくいものを選ぶ。
しっかり取り付けて、壊れていないかチェックしながら使う。
もちろん、他の遊びをしていたとしても、小さな赤ちゃんから目を離すことはあまりないと思いますが
近くで大人が見守る&赤ちゃんに危なくないアイテムを取り付けるように気をつけることで
楽しく遊べるおもちゃだと思います♪
絶対に安全なおもちゃというのは、市販のものであってもないと思いますが、
安全を考えるなら手作りのビジーボードは諦めて、購入するのも1つの手だと思います。
手作りの良さは、
赤ちゃんが好きなおもちゃを選んで作れる楽しみがある&
手作りの方がだんぜん費用が安くすむ!
市販のものは5,000円前後~1万越えのものも。
手作りの場合、費用は1500円あれば十分だと思います。
つくってみようかな。
と思っている方は、次の項目からわたしが作ったやり方&失敗談ものせていきますので、良ければみていってくださいね。
手作りビジーボードの材料
100均でそろう材料
材料は、ダイソーで購入しました。
デザインボード(有孔ボード)は1つ200円の商品です。
全部で1210円の買い物でした!
取り付けるのに「結束バンド」も使いましたが、家にあったので購入していません。
必要な方は、結束バンドも100均でそろいます。
他におすすめの材料は?
電卓・鈴やカスタネットなどの楽器系・空箱の中に布をいれたもの・などなど
決まりはないので、ボードにしっかり取りつけられるものなら、基本的になんでもアリです。
(もちろん危険のないもので)
赤ちゃんが触っても安全&普段触りたいけど触れないものを、貼りつけてあげると喜んで遊んでくれそうですね!
今回は生後10か月の赤ちゃん用に作りましたが、
2歳くらい~もっとできることが増えてきたら、ボタンつけやヒモ通しなど、バージョンアップしてもいいですね!
手作りビジーボードの作り方
まずはアイテムをボードに置いてみる
作り方はとてもシンプルです。
まずはボードに大体の位置を決めて、つけたいアイテムを置いてみます。
これだけで、もう可愛い&わくわく!
もっとアイテムをつけたい場合は、有孔ボードをもう1枚増やしてください。
有孔ボードは結束バンドでつなぎ合わせるか、接着剤でつなげます。
つけていく!
わたしはアイテムによって、つけるものを使い分けました。
結束バンドでつけたもの
鏡・ファスナー・スプリングキーホルダーは、結束バンドで取りつけました。
鏡
鏡は、この形ではなくてもつけれます。
ミラーの後ろの平面の部分は、強力両面テープで。
持ち手の部分を結束バンドでつけました。
ファスナー
ファスナーのついた服を着ていると、ずーっと触ってくる赤ちゃん。
ビジーボードにつけて、思う存分触ってもらえます。
はさみで小さく小さく切り込みをいれて、穴をあけ、結束バンドが通るようにします。
こんな風に折り曲げたところを、ハサミの奥の方でちょっと切り込みをいれました。
キリで穴をあけてもOKです!
キリがなかったので、ズボラVerの作り方です。
あとは、有効ボードの穴に合わせて結束バンドでとりつければOKです!
スプリングキーホルダー
キーホルダーの上の部分は、万が一外れると危ないので、はじめから切ってしまいました。
強力両面テープでつけたもの
おしりふきのフタ・メジャー・キッチンタイマーは強力両面テープで取りつけました。
使った両面テープはこちらです。
ガラス・アクリル用となっていますが、木材にもしっかりつきました。
はがすときもテープの跡が残らないです。
つけたあとはギューッと押しつけて、固定されるまでははがしたり動かしたりせず、1日くらい置いておくのがおすすめです。
おしりふきのフタ
このおしりふきのフタ、ライオンのタテガミの部分がカチカチ回って、とってもかわいいんです!
ですが…
1週間でこわれました。ガーン…
もともと、赤ちゃんが遊ぶおもちゃ用ではないですし、うちの子の力もすごかったので
たまたまかもしれませんが
フタが外れてしまったので、その部分をどうしようか検討中です。
メジャー
もちろん、メジャー部分がやわらかい材質のもので!
赤ちゃんは先端をかじって遊ぶのが好きなので、メジャーの先端の部品は切りました。
結び目をつくり、メジャーの全てが本体の中に吸い込まれないようにします。
こんな感じで、両面テープを裏面の大きさに合わせてカットして、なるべくしっかり貼りつけました。
ボードの方にも両面テープを貼ってから接着すると、さらにしっかりつきました。
キッチンタイマー
このキッチンタイマー、とても可愛いのですが、後悔ポイントがあります。
100均で売られているものでも
ON/OFFを切り替えられるものがあるので、そっちにすれば良かったです。
理由は、遊ばない時はOFFしておいて、電池の消耗を減らせるから!
貼り合わせて使うため、電池をなかなか変えられないことを考えると、電源OFFがついているものが良かったかな、と思いました。
そして、キッチンでママが使っているタイマーとはできれば違うものがいいです。
理由は、ご飯ができた音か赤ちゃんが遊んでる音かわからなくて混乱するから!笑
裏面もボコボコしているので、本体とボードと両方に両面テープを貼り、しっかりつけます。
完成です!
ゴムでつけたもの
猫の鈴は、ゴムで取りつけました。
そうこれ、人間用ではなく、猫のおもちゃです。
でも丁度いい大きさ・音が鳴って楽しい・カラフルで可愛いのでビジーボードにぴったり!
こんな風にゴムを通して、横にスライドして遊べるようにしてもいいですね。
アイテムを貼りつけ終わったら…
両面テープでつけたところは、次の日くらいまで触らない方がいいです。
赤ちゃんが遊ぶ前には簡単に外れてしまわないかチェックしてくださいね!
全てのアイテムを貼りつけて、ビジーボードはほとんど完成!
でも、ここからがちょっと大変でした。
次の項目からは、ビジーボードを安全に遊ぶためにした対策について書いていきますね!
手作りビジーボードの安全対策
記事のはじめでも触れましたが
これらの危険なところを、なんとかしていきたいと思い、わたしがした対策はこちらです。
結束バンドの端の処理
結束バンドでとりつけた表面は危険じゃないのですが
裏面はこんな感じになりました。
わーぉ、みるからに危ない…
結束バンドのあまった部分は、なるべくギリギリをハサミでカットしました。
そして、グルーガンでハサミでカットしたとがった部分をグルーーッとカバーしてみました。
サークルにとりつけたので見にくいですが、こんな風になりました。
とがった部分をライターであぶって、丸くする方法もあるようです。
有効ボードの角の保護
有効ボードの角はかなり角ばっているので、顔にあたると危険です。
角を両面テープつきのフェルトで保護してみました。
使ったのはこちらです。
家具の足を保護するフェルトで、両面テープがついています。
丸くカットしてあるものがあったので、それに切り込みをいれて、有効ボードの角に貼ってみました。
そして1週間後の角の画像がこちら
失敗!!思い切りパッカーンと開きました。
丸いフェルトを、切り込みいれて角に貼れるようにしたところまでは良かったのですが…
フェルトを貼ったあとで、フェルトがボードからはがれないように
グルーガンで周りを補強するなど、対策が必要でした。
赤ちゃんが飲み込んでしまう危険のあるおもちゃ
どんなおもちゃが危険なの?
赤ちゃんの口の中に入る大きさのものは危険です。
わかりやすい方法としては、トイレットペーパーの芯!
芯の穴の中を通るサイズのものは、赤ちゃんが飲み込む可能性があります。
メジャーはトイレットペーパーの芯の穴より大きいから、大丈夫!
と思っても、メジャーの先についている部品は、はずれると危ないです。
手作りビジーボードで1週間遊んでみた感想
よかった点
料理をしている間、目の届くところでビジーボードで遊んでもらっています。
結構長い時間お座りして遊んでくれるので、家事もはかどり助かりました。
手作りだから壊れやすいというのもありますが、
赤ちゃんの成長に合わせてアイテムを変えたり、
お気に入りのおもちゃをくっつけたりと
手作りだからこそカスタマイズできる楽しみがあります。
ビミョーな点
やはり手作りなので、耐久性が低いことです。
壊れると危ないものもあるので、ビジーボードにつけているものは、壊れていないかチェックしたり、補強して直したりしていかないといけません。
お気に入りのアイテム
キッチンタイマーが気に入って、よく触っています。
気づかないうちに25分など長い時間でセットしていて、誰もいない時になりだすことがありビックリします(笑)
あまり興味のなかったアイテム
ファスナーは、食いつくかと思ったら意外と触っていません。誰かの服についているのが魅力的なんですかね(笑)
興味があるものは、どんどん変わっていくので
ファスナーで楽しく遊ぶ時もくると思います。
最後に
安全に作るのは結構大変なビジーボードですが、手作りならではの良さもあります。
手作りされる方は、ぜひわたしの失敗談が参考になれば嬉しいです!
お金をなるべくかけずにできる、赤ちゃんグッズ作りの記事を失敗談も交えてかいています↓↓
最後までお読みくださり、ありがとうございました。